百合小説紹介 #007 あまいゆびさき(宮木 あや子)

 惹きつける美しい表紙。買ってしまいました。  あまいゆびさき(宮木 あや子)。    はっきり言って、結末に至るまでの経過は決して綺麗な話ではありません。  ミステリーとか、不思議系では一切なく、気持ち悪くなるような家庭環境、人生が書き綴られています。  そんな生活の中で出会った二人の少女。時を経てすれ違いながらも、仲間に助けられて、二人にとって幸せなエンドを迎えます。 …

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百合小説紹介 #006 儚い羊たちの祝宴(米澤 穂信)

 氷菓の米澤穂信先生。こちらは全5話の短編集です。  百合はその中の一つ、「玉野五十鈴の誉れ」のみ。  ただ、前編女性主人公+ミステリが好きなこともあって、お気に入りになりました。  なかなか恐ろしい話ですが、各話とも、最後を知った時に爽快感があります。これぞミステリの醍醐味。  そして、「玉野五十鈴の誉れ」はグッとくる百合ミステリ。二人のふれあい方が、とてもよろしい。 …

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百合小説紹介 #005 少女(湊かなえ)

 百合なの? 百合じゃないの? ということで今更ながら買ってみました。  少女(湊かなえ)。  主人公が女の子二人。  お互いがお互いに恋愛感情を持っているとかではなく、友情メインのお話です。ソフト百合。  複雑家庭環境、心の傷、女の子同士は最強の組み合わせな気がする。お互いがお互いをどう想っているのか、心の百合を楽しむ作品だと思っています。  そして、この作品。映画化…

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